Horse Back Riding !!


はちが乗馬している写真その壱
はちがアーリーにのってるところ。

おうまのライン
はちが乗馬している写真その弐
はちが障害をとんでるところ。


乗馬って難しそうとか、なんだかお金持ちがしてそう、
なんておもわれがちですが、ぜんぜんそんなことはありません。


1.乗馬の魅力 2.馬の好きな季節 3.乗馬の料金 4.乗馬用品
5.馬の食事 6.馬の性質・本能 7.馬着 8.馬の乗り方


1.乗馬の魅力 [戻る]

最近は、若者の間で結構乗馬をしたいという話を聞きます。料金もお手頃ですし、昔に比べれば庶民のスポーツに なったと思います。(昔は上流階級のスポーツでした)また、年をとるにつれてだんだんと円熟味を増していき、 生涯を通じて楽しむことが出来ます。

オリンピックではヨットの一部の競技をのぞいて唯一、男女の別がありません。 つまり、男女の力の差が全く出ないスポーツということです。さらに、生き物を使ったスポーツは他にはありません。 動物(馬)を使うということは、人間が馬の気持ちをよくわかってあげないと決してうまく乗ることが出来ない、 ということです。


2.馬の好きな季節 [戻る]

馬の好きな季節をご存じでしょうか?馬は実は夏が一番ぐったりとしています。暑いのが嫌いなので、 特に昼から夕方にかけては、乗ってもあまり動こうとしません。逆に冬になると元気になり、 よく走るようになります。春と秋は元気なのですが、暖かい日はあまり乗り気ではないようです。

乗馬というと、馬だけが動いて人にはあまり運動にならず優雅にみえると思いますが、実は結構激しいスポーツで、 30分も乗っていると冬でもかなり汗をかきます。さらに姿勢もよくなります。背中を丸めて乗っていると、かっこ 悪いし、正しい姿勢ではありません。美容と健康のため、乗馬をしてリフレッシュされてはいかがでしょうか?


3.乗馬の料金 [戻る]

私の行っている乗馬クラブ(一般的なところです)では、メンバーとビジターに分かれています。まずビジター料金 ですが、平日は45分で¥6,000+指導料¥1,000です。休日は30分で同料金です。メンバーになると、 入会金が12万円で年会費6万円、騎乗料は¥3,000で指導料が¥1,000になります。

もちろんメンバーになった方が何度も行けばお得なのですが、最初はまずビジターで初心者教室等に入り、自分に 乗馬が向いているかどうか、また楽しいかどうかを確かめてから入会するよよいでしょう。

年会費+年52回乗ったとすると月に約¥18,000です。こう考えるとゴルフをするよりずっと安上がりですよね。 ちなみに私はゴルフもしますけど・・・。


4.乗馬用品 [戻る]

乗馬をする際に使用する基本的な3点セットがあります。1つ目はヘルメットです。ヘルメットは落馬の際に頭を 保護する重要なアイテムです。だいたい¥12,000位します。二つ目はキュロットと呼ばれる、乗馬ズボンです。 キュロットはふくらはぎの内側の部分に革が張ってあります。乗馬時に一番力が入り、よくこすれるのがふくらはぎの 内側だからです。¥15,000〜20,000位します。三つ目は長靴(ちょうか)です。ゴム製と革製があり それぞれ¥15,000と¥40,000位です。革製は足によくなじみ、上達すると欲しくなるアイテムです。

ところで乗馬用品を売っているお店を見かけたことはありますか?おそらくないと思います。私の知っている限りで 本格的に乗馬用品を扱っているのは東京近辺では、新宿の小田急別館だけです。あとは各乗馬クラブで注文を受け、 業者から配送してもらうという方法をとっているようです。


5.馬の食事 [戻る]

馬の食事のことを飼付(かいつけ)といいます。飼付は、人間と同じで朝昼晩と3回行います。馬が食べる物は、 干し草、ヘイキューブと呼ばれる草を乾燥させて3センチくらいの立方体にしたものと、ふつうの乾燥していない 草です。乾燥していない草は、たいてい多く確保できません。よって、馬の主食は干し草とヘイキューブになることが 多いです。

馬は人参が好きだと思われている人が多いと思いますが、実はそのとおりです。乗馬の後のご褒美で、人参をあげたり、 リンゴをあげたり、角砂糖をあげたりします。乗馬の後、馬は喉が乾いているのであまり水分のないご褒美をあげると、 喉をつまらせてしまいます。できれば角砂糖の様に溶けやすいものをあげるとよいでしょう。

馬は動くのが好きなので、よく喉が乾きます。朝昼晩と水を5リットルずつあげます。特に夜は、乗馬クラブの人も 帰ってしまうので、多めに水をあげる方がいいです。あとは食事を入れる缶等をこまめに洗い、カビ等がはえない様に します。カビ等が生えた食事を食べると蕁麻疹がでるのですぐ分かります。


6.馬の性質・本能 [戻る]

馬は蹴ったり噛んだりするから怖い、という人がいます。馬が攻撃的な動物のような先入観を持っていると 思われますが、ちょっとした誤解です。本来、馬はおだやかな草食動物で、他の動物に対して危害を加える様な 性質ではありません。ただし臆病なところがあり、自分の身を守ろうとしてさまざまな行動に出ます。

・馬の本能
馬は五感が非常に発達した動物で、特に聴覚が抜きんでています。それだけに音には敏感で、ちょっとした音に びっくりすることがあります。馬と接するときは無意味な音を出したり、擦れ合うような音のする衣服を着るのは さけましょう。また、ものごとを理解する能力は高いとはいえませんが記憶力は優れており、一度覚えたことは なかなか忘れません。人間についてもよく覚えており、自分のことをかわいがってくれた人にはそれだけ従順に なります。

・馬の性質
馬の性質はおとなしく、人によくなつきます。ただし警戒心が非常に強く特に後ろから近づいてくる者には恐怖感を いだきます。自分の身を守ろうとして蹴ったりしてしまうわけです。後ろから不意に近づくことはさけましょう。 馬を落ち着かせるには、あらかじめ声をかけたうえで、肩や首、背中をかるくたたいてやります。

・馬の表情
耳をぴくぴくと左右に向けたり、しきりに動かしたりあるいは馬体各部の皮膚をブルブルとふるわせたりするのは、 馬が不安を感じている証拠です。前肢で盛んに“前掻(まえかき)”をします。また喜びを表現するときは頭を上げ、 尾も高くあげて大きな呼吸ををしたりします。またいなないて喜びを表現することもあります。甘えたいときは 自分の顔を人にすり寄せてきます。


7.馬着 [戻る]

乗馬にはブリティッシュとウェスタンがありますが、ここではブリティッシュについて書きたいと思います。 ブリティッシュとはオリンピック等で行われる障害などで、ウェスタンは手綱(たづな)を片手で持つ牛を追ったり する乗り方です。馬の背中にそのままのる方法もありますが、ブリティッシュ・ウェスタンともに馬の背中に鞍を つけます。

まず、馬を厩舎から出してきます。厩舎には、馬が横になりやすいようにわらやおがくずがひいてありますので、 馬を出すとおがくず等が体についています。そのまま鞍をつけると鞍と体の間におがくず等がはさまりますので、 ブラシで払ってあげます。次に、蹄(ひずめ)の掃除です。湿ったおがくずが蹄の中に入り込んでいるので、 鉄庇(てっぴ)という10センチくらいの棒の先にくの字に曲がった二センチくらいの鉄のスコップの様なものが 付いている専用の道具でおがくずをかき出してあげます。

いよいよ馬着に移ります。まず、鞍をつけます。順序としてはゼッケン(背中を保護する約80センチ四方の厚手の布) を背中にのせ、衝撃を和らげるゲル(非常に柔らかいゴム)をのせ、最後に鞍をのせます。鞍を乗せた後は腹帯 (はらおび)をつけます。腹帯はあまりきつく締めすぎないようにします。だいたい手のひらが入るくらいが適当です。また、馬に乗って馬場を1〜2周くらいすると腹帯がゆるんでくることもあるので、その時点でもう一度締め直します。

次に手綱(たづな)をつけます。ハミ(口にくわえさせる金属)を口にくわえさせ、各部のベルトを締めればOKです。をつけなければいけないのが、これら馬着や馬に乗るときはすべて馬の左側からしなければいけません。なぜかというと どの国でもどこの乗馬クラブでも左側から馬着等をするというルールになっているからです。馬は神経質なのでいつもと 違うことをすると、びっくりしてしまうことがあります。

なかなかこれだけでは分からないかとは思いますが、馬は世話をしてくれた人を覚えていますので、馬着等をさせて くれる乗馬クラブでは是非やった方がいいと思います。馬着等を行うことによって馬の行動や性格が分かり、乗馬も 楽しくなり、はやく上達します。


8.馬の乗り方 [戻る]

乗馬クラブでは初心者の方が行くと、性格のおとなしい従順な馬に乗せてくれます。まず馬を馬場までインストラクタが つれていきます。馬の左側に台を置き、鐙(あぶみ)という鞍に革ひもでつながっている鉄の輪に左足を通し、馬に またがります。

馬に並足をさせ進ませるためには馬のおなかを両足ではさみ圧迫します(脚を使うという)。手綱はだらんとならない ように、かといってピンと張りすぎないように持ちます。馬を右に進ませるには右手綱を軽く引き、馬が外に逃げない よう左足で馬のおなかに軽く当てておきます。左に進ませるのはその逆です。軽早足をするにはさらに脚を使います。 馬を止めるには両足で軽くおなかをはさみ両手で均等に手綱を引きます。

楽しく乗馬をしてみましょう。


綾瀬乗馬クラブへ 綾瀬乗馬クラブへ

メニューの部屋へ 最初に戻りま〜す